全世帯に布マスクが4月13日の週に配布されることがわかりましたが、布マスクにはどれほどの効果があるのでしょうか?
使い方や注意点、洗い方も気になります。
今回は、『布マスク』に『効果』はあるのか、『気をつけること(注意点)』、『洗い方』について調査していきたいと思います。
布マスクに効果はあるのか?
新潟大学大学院医歯学総合研究所の齋藤 玲子教授の解説は以下のとおりです(週刊文春4月16日号の取材)。
齋藤 玲子教授
布製マスクは、不織布マスクに比べると、防御効果は落ちますが、無症状の感染者が存在することを考えると、全員がつけていれば、一定の予防効果は期待できると思います。
着けないよりは、着けた方が予防にはなるってことですね。
布マスクを使用するとき気をつけること(注意点)は?
布マスクを使ったことがない人もいらっしゃると思われますが、使う時に気をつけることはあるのでしょうか?
齋藤 玲子教授
使用する時には、マスクの内側、外側を手で触らないことです。
マスクを手で触らない方がいいとはどういうことなのでしょうか?
齋藤 玲子教授
外側にはウィルスが付着していることがあり、そこを触った手で内側に触れば、ダイレクトに吸い込んでしまうことになります。
ウィルスを内側に入れないように気をつけた方がいいんですね。
布マスクは家族で共有できるの?
政府から配布される布マスクは、各世帯に2枚です。
家族が2人以上いる家庭では、マスクを共有することもできるのでしょうか?
齋藤 玲子教授
洗えば大丈夫です。アルコールスプレーを吹き付けるだけでは全体に浸透しないので、しっかり除去できない。洗い流すのが基本です。
アルコールスプレーだけでは不十分なんですね。
布マスクの洗い方は?
洗い方については、国が動画を配信しています。
齋藤 玲子教授
世界的にマスクをした方が良いという風潮になったのも、エビデンスはないが、無症状の感染者が他者にうつすリスクを減らし、感染拡大を防ぐ方向に梶を切ったからと言えます。
布マスクの配布で、マスクが買えなくて困っている人がいなくなると良いのですが…。
まとめ
布マスクに効果は、不織布マスクよりは劣りますが、無症状の人がいることを考えると、全員がつけることで一定の効果が期待できます。
マスクを着用する際には、マスクの内側と外側を触らないように気をつける必要があります。
洗い方は国からの動画を参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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