『ポーセラーツ』と言うホビーをご存知でしょうか?
ポーセラーツとは、真っ白なお皿に、転写紙を貼って、専用の釜で焼き上げてオリジナルの食器を作れるハンドクラフトです。
とても素敵な趣味として、幅広い年齢層に楽しまれていますが、デザインが高級ブランドのパクリばかりと言うことで、著作権を問題視する声もあります。
一体どう言うことなのでしょうか?
今回の記事では、ポーセラーツがブランドのパクリと言われる理由や、パクリ対策をするにはどうしたら良いのか考察していきたいと思います。
ポーセラーツがブランドのパクリと言われてショック
筆者は、趣味で数年前にポーセラーツに出会いました。
会社で、自身がポーセラーツで作ったマグカップを使っていたら、会社の人にこんなことを言われたんです。
「それって、ウェッジウッドに似てる」
と…。
後でウェッジウッドの食器を検索したら、結構似ていたので、びっくりしたのですが、可愛いと思って選んだ転写紙が、ウェッジウッド風だったことを知らなくて、結果的にブランド風の作品を作ってしまいました。
「オリジナルの食器が、とても可愛くできた!」と自画自賛した作品に、ケチが付いたような気がして、悲しくなったことがありました。
通っていた教室の先生に聞いてみたところ、『自分自身で、趣味として使う分には著作権の侵害にはならないけど、売ることが問題』と回答がありました。
自分で使う分には良いか…と思ったのですが、作った作品をネットに載せることで、『ポーセラーツはブランドのパクリの習い事』として広まってしまうのはよくないと思いました。
ポーセラーツでパクられているブランドとは?
ポーセラーツで人気のブランドのパクリは、ティ○ァニーやシャ○ル、エル○ス、○ィトンなどのハイブランドや、ケイト○ペードや、ディズ○ーなどのあらゆるブランドで、中には、ロゴをそのまま作品に使っている人もいるような状態です。
「ポーセラーツ ○○風」、「ポーセラーツ ブランド」で検索すると、すごい数のブランド風の作品が出てきます。
○○風だと、著作権の侵害に当たるかは微妙ですが、ブランドのロゴを使用するのは完全にアウトです。
ブランドのパクリが増えることによって、『ポーセラーツが素敵な習い事』と言うイメージが、『ポーセラーツはブランドのパクリの習い事』となってしまうのは悲しいことですよね。
ブランドのパクリ転写紙を販売する業者までいる
転写紙を製造している業者の中には、ハイブランド風の転写紙を販売している業者もいます。
悪いことをしている意識がある業者は、サイトを見るためにパスワードを発行して、購入者しかサイトを見れないようにしていたりもします。
どんな気持ちで作っているかはわかりませんが、ブランド風が売れるから作るって言うのはどうなのかと思います。
ブランドのロゴを使ってないからグレーと言うことではなく、特定のブランドを意識して制作している時点でパクリになりますよね。
ポーセラーツがパクリと言われないためには
ポーセラーツは、本来、自分の好みで、世界に一つのオリジナルの食器を作れると言うところを醍醐味としています。
それなのに、ブランドのパクリばかりが広まってしまうのは、オリジナリティからかけ離れているとは思いませんか?
そして、素晴らしいポーセラーツの品位を落としてしまっていることに他なりません。
ポーセラーツがパクリだと言われないようにするためには、1人1人が、著作権の侵害になっていないか意識をすることです。
「それでも私はブランド風を作りたい」って思うのならば仕方のないことなのかもしれませんが、もしかしたら犯罪者として捕まるかもしれないと言うことだけは知っておいて欲しいと思います。
まとめ
ポーセラーツがブランドのパクリの習い事と言われてショックで、思うところを考察してみました。
自分では特に意識していなかったとしても、作品を作る上で、著作権は気をつけておいた方がいいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。